役に立つかもしれない旅行の記録

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チュニジア個人旅行の記録(2023年10月) ⑤トズール(スースからトズールまでの行き方(カイルアン・ガフサ経由))

トズールへの移動

チュニジア旅行後半はチュニジア中部のトズール(Tozeur)にて、オアシス地帯の観光を予定していた。トズールはアルジェリア国境付近に位置しているオアシスの街で、サハラやチュニジア南部観光の玄関口となっている。

中世の時代から灌漑システムが整備され、主にナツメヤシを産物として交易が盛んだったようだ。今でもナツメヤシのオアシスが市内中心部にあり、日干しレンガの町並みが広がっているとのことで散策を楽しみにしていた。

 

この日(10/24)はスースからトズールへの移動日に充てていた。事前のリサーチではスースから直接アクセスする方法はなく、何時間かかるかが全く読めなかったからだ。この日のうちにトズールへ到着すればよいと考えていた。

 

トズールへの行き方

スースからトズールへの公共交通機関でアクセスする方法はいくつかある。

  • 鉄道:スース鉄道駅(Gare de Sousse)から6~7時間
  • 長距離バス:カイルアン(Kairouan)経由で合計約5時間(乗車時間のみ)
  • ルアージュ:不明(カイルアン経由で行けるかもしれない)

鉄道なら直行だが昼間と夜行で1本ずつしかなく、昼便もどこまで時間に正確かは全くわからない。長距離バスは国営バスSNTRIがカイルアン経由でトズールまで運行しており、電車よりは便数があるし時間に融通がききそうだ。乗り継ぎは発生するものの、長距離バスで行くことにした。

なお、トズールには空港があり週に数便チュニスとの間のフライトが出ているようだ。

SNTRI | Home

 

カイルアンへ移動

まずはルアージュでスースからカイルアンへ移動した。カイルアン行きはすぐに満席になり、ほとんど待ち時間はなかった。

 

 

約1時間でカイルアンのルアージュステーションに到着した。そしてそのまま長距離バスステーションへ移動し、トズール行きのバスチケットを買おうとしたのだが・・・。

トズール行きのバスは空いていないとのことだった。その代わり、ガフサというところでトズール行きに乗り換えろ、と教えてくれた。

 

半信半疑ではあったが代替案が自分の中にあるわけでもなく、ひとまずガフサ行きのチケットを購入した。

バスの出発まで2時間ほど時間をつぶすことになった。当初の予定より2~3時間遅れの到着となりそうだが、この日のうちにトズールへ到着することが目的だったので必要以上に焦る必要はないだろう。

 

カイルアン散策

日差しが強く荷物もあったので、街を少しだけ回ってバス待合室で休憩しておこうと思った。

カイルアンは郊外の町並みという感じで、エル・ジェムに近い。構成は他の街と変わらず、かつての城壁に囲まれたエリアの中にグランドモスクやメディナ、スークがある。

少し調べてみると、インディ・ジョーンズのロケ地になった場所があるとのことだ。おそらく1作目のエジプトのシーンである。

 

日陰に入れば涼しいのだが、やはり日があるところは暑い。連日の観光や移動で疲れがたまっていたことも考慮して、メディナを中心に1時間ほどうろうろしただけでバスステーションへ戻った。

 

カイルアンの町並み 確かに映画にこんな感じのところがあった気もする

 

トズールへ移動

カイルアンからガフサへ

バスは13時頃に出発した。満席でバスは古く、乗り心地はよくない。代り映えしない砂の大地の景色が続き、ひたすら時間が過ぎるのを待った。

途中で休憩をはさみ、16時頃にトズールへ到着した。

乗車時間は約3時間の長旅だった。

 

 

ガフサからトズールへ

無事トズール行きのチケットを買うことができたのだが、当然のごとくバスは時刻表通りには来ていない。乗り場には様々なバスが入ってくるのだが、特に行き先の案内のガイドがあるわけではなく不安になる。

そんな中、トズール行きと思しきバスが入ってきた。するとほぼ同じくらいのタイミングで学生のような女性がどこに行くのか尋ねてきた。トズールに行きたいと伝えると、「このバスだよ」と教えてくれた。一気に不安が解消された。

この方も同じバスに乗り、バスは16時半頃にトズールへ向けて出発した。

 

トズールへ向かう道中の車窓から

 

相変わらず代り映えのしない景色が続く。

しばらくすると、前の座席に座っていた先ほどの女性がGoogle翻訳を使ってお話ししようと再度話しかけてきてくれた。

さっきはなぜバスの行き先を教えてくれたのか尋ねると、困っていそうな人を助けたくなる性格だから、とのことだった。他にもエル・ジェムの闘技場が良かった、といった話をした。彼女が降りる場所に近づいてきたのでwhatsappの連絡先を交換してお別れとなった。

個人的には海外で話しかけてくる人は何かしらの目的(ガイド料や押し売り)があるという考えなのだが、こういう人に出会うこともある。特に海外だと体力的・精神的な疲労がたまりやすいが、このような気持ちのよい出会いがあると少し気分が軽やかになる感じがした。

 

トズール到着

ガフサからバスに揺られること2時間、ようやく目的地トズールに到着した。時刻は18:30頃で辺りは既に暗くなっていた。スースを出発してから9時間以上経っていた。

バスステーションは町の中心部にあり、この日から2泊する宿Résidence Le Ruisseauはその目の前にある。

部屋はベッド、小さいテーブル、クローゼットにバスルームくらいのものだが、とても清潔で過ごしやすかった。値段もお手頃、立地のよさもあわせておすすめの宿だ。

Résidence Le Ruisseauの詳細・料金を確認する(Agoda)

 

 

バスステーションから南西に20分ほど歩いたところにツーリスティックゾーンと呼ばれるエリアがあり、大型ホテルが集中している。

トズール(Tozeur)のホテルを探す(Agoda)

 

目の前の通り(ファルハット・ハシェト通り、Ave Farhat Hached)沿いにはスーパー、商店、ATMなどが並び、買い物にも事欠かない。

この日は終日移動で昼飯を食べるタイミングがなかったため、かなり腹が減っていた。通りを東に数分歩いたところにあるTa7richa Timeというところに入った。中は小ぢんまりとしており、イートインスペースはあるが持ち帰りがメインのようだった。

シャワルマプレートとペプシを注文し店内で食べた。空腹だったこともあり文句なしの美味さだった。600円くらいだったと思う。

シャワルマやケバブサンドにコーラは世界共通の味で信頼できる。外国で食に困ったらこれらの他にもフライドライスやスナック全般も安定した味なのでおすすめである。

 

シャワルマプレート 美味いに決まっている

 

 

この日は終日の移動で疲れていたので夜の外出もほどほどに。翌日はナツメヤシのオアシスや日干しレンガの町並みをじっくり見て回り、その次の日は山岳オアシスを巡る半日ツアーに参加する予定だ。

 

夜のモスク 町は明るくて人通りも多い

 

ホテル前のメイン通り 売店、食堂、ATMなど生活インフラが一通りそろう

まとめ

  • スースからトズールへの行き方:①カイルアンでトズール行きのバスに乗る。②カイルアンからガフサへ行き、トズール行きのバスに乗る。
    いずれのルートも、カイルアンからルアージュでも行けるかもしれない。
  • スースからトズールへどのようなルートで行くにしろ、1日かかると思った方がよい。うまい具合に乗り継げるとは限らない。
    チュニスからだと飛行機が使える。

 

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