役に立つかもしれない旅行の記録

実際に訪れて見たこと・感じたことを淡々と残すブログです。 更新は不定期です。

チュニジア個人旅行の記録(2023年10月) ①準備・入国(空港から市内への行き方など)

2023年10月下旬にチュニジアを旅行した。当時日本語の情報が少なかったこともあり、2023年当時の実体験をもとに、訪問都市・ルート・日数・注意点を記録として残しておこうと思う。

 

施設、飲食店、宿泊先等の営業時間、料金、サービス内容等は旅行当時のものである。最新の情報については、必ず各公式情報を確認してほしい。

各料金は1 TND=約50円、1 EUR=約160円で計算している。

 

なぜチュニジアか

2023年に入るとコロナ禍も落ち着き、久々に海外旅行をしようという気になった。豊かな自然や遺跡が好きなこと、旅行先としてそこまでメジャーではない国であること、を基準に探していたところチュニジアに行きついた。

カルタゴやローマ時代の遺跡があり、特にエル・ジェムというところに保存状態がよい円形闘技場があるとのことだ。イタリアではオーバーツーリズムが騒がれている一方で、チュニジアならそこまで人がおらず遺跡群や街歩きをゆっくり堪能できるだろうと思った。

これまでアフリカには行ったことがなかったし、物価が安く治安もよいとのこと。

 

準備・情報収集

ビザ要否などの情報は公式の情報が最も信頼できる。ただし更新が遅いこともあるので複数の情報源をあたることをおすすめする。生成AIの情報は鵜吞みにしない。

チュニジア国家観光局(政府観光局)公式サイト

 

基本情報

首都はチュニス、国教はイスラム教スンニ派。

公用語はアラビア語でフランス語も広く通じるが、英語は観光地でもあまり通じない。フランス語ができる人は旅行しやすいかもしれない。

通貨はチュニジアン・ディナール(TDN)で、2023年10月当時は1 TDN=約50円。

 

国内移動

長距離移動はバス、ルアージュと呼ばれる乗合タクシー、鉄道。この手の国では普通のことだが時刻表はあってないようなものなので時間に余裕を持った計画が必要。

街中の移動は路面電車の他、Boltといったライドシェアが使える。Uberはチュニジアでは使えない。

 

ビザ

3か月以内の滞在であれば日本人はビザ不要。

 

通信

現地でSIMカードを購入できる。eSIMも対応しているので、現地でのカード購入と設定の手間などを考慮して選ぶとよい。

チュニジアで使えるeSIMを確認する(TORA eSIM)

 

ガイドブック

当時は地球の歩き方が実質唯一のガイドブックだったと思う。筆者も買って持って行った。

2026年4月時点では2020~21版が最新。

 

スケジュール

以下のスケジュール感で動くことにした。時間にきっちりした国ではないので細かいスケジュールは立てず、この日のうちに目的地に着けばいい、というくらいの心構えで計画を立てた。

なお、この旅行は一人なので高級ホテルには泊まらず、1泊数千円程度を目標にした。

 

フライトはいずれもカタール航空を利用。

  • 10/19(木) 22:30成田発(QR0807)
  • 10/20(金) 4:05ドーハ着~8:45ドーハ発(QR1399)~12:35チュニス着、街中探索(チュニス泊)
  • 10/21(土) カルタゴ、シディ・ブ・サイドを観光(チュニス泊)
  • 10/22(日) スースへ移動、観光(スース泊)
  • 10/23(月) エル・ジェム観光(スース泊)
  • 10/24(火) トズールへ移動(トズール泊)
  • 10/25(水) トズール観光(トズール泊)
  • 10/26(木) トズール観光、夜行バスでチュニスへ移動(車中泊)
  • 10/27(金) ドゥッガ遺跡(チュニス泊)
  • 10/28(土) 16:00チュニス発(QR1400)~23:25ドーハ着
  • 10/29(日) 6:45ドーハ発(QR812)~22:30羽田着

 

チュニジアへのフライトは複数あり、ドバイかドーハ経由が一般的。時間はかかるようだがヨーロッパ経由の便もある。

当時の勤務先では10月末までの夏季休暇が5日もらえたのでオフシーズンに長期で旅行できた。今でも感謝している。

 

チュニジア入国

ドーハ経由でチュニスへ。入国審査は特に何もなく完了。

入国後にORANGEという通信事業者のSIMカードを購入し、スタッフに開通作業をしてもらう。

 

市内中心部への行き方

空港の敷地から大通りに出たところ(下記マップ参照)に市内中心部行きのバスが通る(地球の歩き方によると635番)。バス停はなかったがバスを待っていそうな数人組がいたので待っていると、10分程度でバスが到着した。

たまたま10分程度だっただけで、いつ来るかは全くわからない。荷物が多い人、とりあえず中心部に出たい人はライドシェアかタクシーを使うのが無難。

タクシーの客引きが多くふっかけてくるので、交渉が面倒な人はライドシェアがいいだろう。

  • 空港~市内までのバス料金 50円くらい?

 

 

空港から幹線道路を15分程度道なりに進み、時計塔の近くで下車した。ハビブ・ブルギバ通りという、東西のメイン通り沿いにレストランやオフィス、銀行などが並んでいる。

フランスの植民地だったこともあり、建物や街並みはヨーロッパ風のこぎれいな見た目をしている。

 

ホテルへ

時計塔からさらに通りを15分程度歩くとフランス門に突き当たる。

フランス門を右に曲がってモンジ・スラン通りを道なりに5分程度歩き、二晩宿泊するHôtel le califeに到着した。

 

 

ホテル予約サイトの評価がよかったので選んだところ、実際に部屋は清潔感があり特に不満は感じなかった。部屋の床はタイルなのでビーチサンダルなどがあるとよいだろう。

 

ただ、夜は人通りはあるものの明るいとは言えない場所なので、女性だけの旅行にはあまりおすすめしない。ハビブ・ブルギバ通り沿いは人通りが多く、高級ホテルがいくつかあるので、そこを中心に見てみるとよい。

チュニスのホテルを探す(Agoda)

 

周辺散策

メディナ、スーク散策

ホテルに荷物を置いて夕方からメディナ(旧市街)へ。フランス門を通ればスーク(市場)が広がっている。

狭い通りの両側に服、靴、その他日用品や土産物屋がぎっしりと並んでいる。通路が至る所で分岐し、多くの人が行き交う。観光客の呼び込みの声もひっきりなしに聞こえる。

ああ、外国に来たなという雰囲気に一気に引き込まれる。メディナ中を歩き回るとなるといくら時間があっても足らないくらいに複雑で広い。

 

スークの様子 様々な店がぎっしり詰まっている

そうこうしているうちに日が暮れてきた。その頃には店は閉まり、ひとけは無くなり日中の喧騒が嘘のように静まり返る。メディナを出て、ハビブ・ブルギバ通りを歩きながら晩飯の場所を探した。

日が暮れた後のスーク 人通りは少ない

フランス門

おしゃれなオープンカフェが至る所にある
晩飯

安食堂はハビブ・ブルギバ通りに面したカイロ通り(Rue du Caire)周辺に多い。

適当に見つけたمطعم الصفاقسي(google翻訳によるとSfaxi Restaurant)というところに入った。中はこぢんまりとした食堂で汚いという感じはない。

 

 

鶏のグリルを注文した。チュニジアのレストランではまずハリッサ(辛いソース)、オリーブ、フランスパンが出される。注文したものが出てくるまでそれらをチビチビつまむ。

 

鶏のグリル ボリュームも味も満足

鶏は薄く延ばされているものの20cmくらいはあろうかというくらいの大きさで、味もよく食べ応えがあった。

コーラと合わせて500円程度だったと記憶している。大満足だ。

 

ホテル近辺の道 夜はひっそりとしている

 

この日はこのままホテルへ帰って就寝。明日はチュニスのメインイベント、カルタゴとシディ・ブ・サイドの観光である。

 

まとめ

  • 空港~チュニス市内:車で約15分。バスはあるがバス停の場所がわかりにくく、時間も読めないのでライドシェア(Bolt)がおすすめ。
  • ハビブ・ブルギバ通りを中心にホテルやレストランが並ぶ。フランス門から先はスークが広がる。

 

itinerary-note.com