2025年末~2026年始にかけてサウジアラビアを旅行した。その内容を記録として残しておく。
ビザ取得、施設、飲食店、宿泊先等の営業時間、料金、サービス内容等は旅行当時のものである。最新の情報については、必ず各公式情報を確認してほしい。
各料金は1SAR=約40円で計算している。
なぜサウジアラビアか
サウジアラビアは長い間観光ビザの発給を行ってこなかった。ムスリムの巡礼やビジネスといった目的に限り、入国を許可されていた。厳格なイスラム教国家という背景もあり謎めいた国という印象が自分の中にあった。
しかし2019年9月に観光ビザを解禁し、一般の観光客の受け入れを開始した。徐々に旅行会社のツアーも出てきてはいるが、まだ旅行先としての情報量が少なく自分の目で確かめてみたいとずっと思っていた。
日本の冬の時期が現地では過ごしやすいことに加えて、2025年~2026年の年末年始は休みが長く、このタイミングで行くことにした。
情報収集
調べたところでは市販のガイドブックはことりっぷ、地球の歩き方の2つ。前者は2023年出版、後者に至っては2020~2021版であり「アラビア半島の国々」としてまとめられている始末である。最新の情報収集のため、ツーリズムEXPOジャパン2024へ行った。
(本当は2024年~2025年の年末年始を狙って情報収集していたが、諸事情により実現せず)
(時系列が行き来するがここは2024年の情報)
サウジアラビアは観光ビザ解禁後、観光業に注力しておりブースはかなり広かった。ブースにいた現地スタッフに色々聞くことができた。情報をまとめると以下の通り。
- 冬がベストシーズン
- 国内移動は飛行機がベスト。そこまで高くないし何より速い。
- メディナには観光客も入れるようになった。
- ラクダのミルクを使ったものを出してくれるカフェ(NOUG)がおすすめ
最初は節約でバス移動も考えていたが、国土が広いので飛行機がよいとのことだった。地球の歩き方にはメディナには観光客は入れない、と書かれていたが今は違うようだ。
スケジュール
以下のスケジュールで行くことにした。
- 12/27(土) 10:10羽田発のキャセイパシフィック(CX543)~香港経由で22:15リヤド着(リヤド泊)
- 12/28(日) 終日リヤド観光(リヤド泊)
- 12/29(月) 国内線でアルウラへ移動、アルウラ観光(アルウラ泊)
- 12/30(火) 昼過ぎまでアルウラ観光、国内線でジェッダへ移動(ジェッダ泊)
- 12/31(水) 昼過ぎまでジェッダ観光、ハラマイン高速鉄道でメディナへ移動(メディナ泊)
- 1/1(木) 昼過ぎまでメディナ観光、国内線でリヤドへ移動(リヤド泊)
- 1/2(金) 終日リヤド観光、23:50リヤド発のキャセイパシフィック(CX644)~香港経由で1/3(土)21:15羽田着
サウジアラビアへのフライトは複数あるが、乗り継ぎ時間や値段からキャセイパシフィックがベストだった。年末年始だったがエコノミーで一人往復20万円程度だった。カタール航空だと倍くらいの値段だったと記憶している。
リヤド~アルウラ~ジェッダ(+メディナ)が定番ルートらしい。ネット情報を見ているとアルウラ~ジェッダ間はバス移動をする人が多いようだが、発車時間が合わなかったこと、乗っている時間が長いことから飛行機移動を選択した。
準備
国内線
国内線はSaudi Airlines(Saudia)、Flynas、Flydealの3社がメインだが、すべてSaudiaにした。便数が多くスケジュールにうまくハマったからだ。
わざわざリスクをとってまで外部の予約サイトを使う必要がないと判断し、予約はいずれも公式サイトで行った。
ハラマイン高速鉄道
ジェッダからメディナへの移動で使用。こちらも予約は公式サイトから。
ビザ
最新情報は公式サイトを見るのが確実なので、そちらを参照した。
電子ビザ(eVisa)、アライバルビザ、トランジット/ストップオーバーの3種類があるが、eVisaを選択した。通常の観光目的ならアライバルビザも選択肢になりうるが、eVisaと値段が変わらないこと、事前に取得しておいた方が安心、の理由からeVisaを選択した。
eVisa取得手続きは、アカウントを作成する必要がありサイトは英語だが、特別迷うことはなかったと思う。ひと手間必要だったのは顔写真のピクセル指定があったりする程度だったと記憶している。
途中で保険加入を強制されるので、別途海外旅行保険に加入する必要がないのではと思う。申請後すぐに承認のメールが届いた。
- eVisa:402 SAR(約16,080円)
内訳:ビザ料金300 SAR、保険料95 SAR、手数料7 SAR

その他
サウジは完全な車社会なので市内の移動はタクシーかライドシェアがスタンダード。Uberと、予備でCareemを入れておいた。
通信はeSIMを事前に用意しておいた。WiFiレンタル不要、SIMカード購入・セットアップが不要で、出発前にオンラインで手軽に準備できる。古い端末はeSIMに対応していないこともあるので注意。
今回は日数と容量を考慮して一番お手頃なHolaflyの7日間無制限プランを選択した。eSIMは各社で値段が違うこともあるので、行く場所によって比較するとよい。
サウジアラビアで使えるeSIMを確認する(TORA eSIM) ![]()
不安要素
今回は妻が同行することもあり、特に女性の現地でのふるまい方が不安だった。地球の歩き方によると、街中で宗教警察が目を光らせていること、女性は外国人でも現地ではアバヤを着用する必要がある、といった記載があった。サウジ公式サイトによると今はその必要はないようだが、上下長袖、黒のフード付きの上着を持って行ってもらった。
かつて禁止されていたことが緩和されていたり、情報のアップデートが早く不安なところもあったが、以上の準備を進め、行きたいレストランなどを探しながら楽しみに出発の日を待った。